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yentaから生まれた、空想を現実に変えるHardware Startup

by 完全審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta」の公式ブログ

ビジネスマッチングアプリyentaを通じて起こった「すごい出会いとできごと」を紹介する本企画。今回はyentaを使った出会いから、Hardware Startupが生まれた事例とその事業の目指す世界観、そしてyentaを活用する秘訣について、久保氏、関口氏に取材させていただきました。

日本では珍しいHardware Startupが描く野望、そしてyentaの魅力とは?

freecle Inc.のHPはこちら。

-まずは、久保氏と関口氏の出会いと、起業に至るきっかけ-

では、まずは久保さんの自己紹介からお願いします!

はい!久保です!
中央大学法学部在学中は「弁護士ドットコム」というWebサービスの立ち上げに関わっていました。そのときにITの可能性に目覚め、日本IBMに就職。営業と戦略コンサルタントを経て、大企業の新規事業の立ち上げのお手伝いをしていました。
その中で、大企業は新規事業を作るのにあまり向いてないことを実感したんですよね。
新規事業って、やってみなきゃわからないじゃないですか。その過程で、企業が腹をくくって本気で取り組まないといけないことがたくさんある。なのに、大企業だと稟議や社内向け資料の作成に追われて合意形成だけで1年かかるケースも結構あります。これではリリースがどんどん遅くなってしまう。
自分たちの思いや、世界と戦えるチャンスもあるのに、そんなことで時間をかけ過ぎるのがもったいなくて、このジレンマの中で働きたくないなと思い、起業を考え始めました。

なるほど!そんなときにyentaで関口さんにお会いできたのですね。なぜ、関口さんと一緒にビジネスを始めようと思ったのですか?

一言で言うと、価値観が合ったからですかね。
その人が自分に合うかどうかは、結局一緒に仕事をしてみないとわからないものなので、関口さんにデザインの仕事を1つ発注してみたんです。
私はメガネ型デバイスを作って、そのデバイスを活用することで、特定の音だけを聴けたり、周囲にバレずに自分の好きな音楽を聴けたり、補聴器の代わりになったりするデバイスを作ろうとしていました。そのデバイスのデザインをお願いしたときに関口さんからこう提案されたんです。「メガネはファッションアイテムの1つなんだけど、このままだとデザインが限定されてしまう(配線をメガネの中に入れなければいけないから)。だったら配線切ってネットレスワイヤレスにして、デザインを自由にしましょうよ。」
そう言ってくれた時「この人だったら一緒に仕事したいな」と感じて、嬉しく思ったのは今でも鮮明に覚えています。
その当時、イベントやワークショップなども含めて100~200人くらいと会って、ビジネスパートナーを探していたんですが、yentaで関口さんとお会いして、やっと希望の人を見つけたという感じですね。とても時間がかかりました(笑)

ありがとうございます!たくさんの人と会ってやっと見つけたパートナーが、関口さんだったんですね。次に、そんな関口さんの自己紹介をお願いします!本ブログに登場していただくのは2回目ですね!(笑)

関口です!yenta blogへの登場は2回目になりますね、ありがとうございます!(笑)
私は武蔵野美術大学在学中に制作会社を起業したのですが、卒業後の1年で退任し、UX・UI設計などのデザインコンサルタント(フリーランス)に転身しました。当時から自分1人でも仕事をまわせていたので、久保さんに出会っていなかったら、おそらく起業していなかったと思います。

久保さんと初めてお会いしたときは、どんな会話をしていたのですか?

とりとめなく、ざっくばらんに会話しました。
たしか・・・、最初は攻殻機動隊の話で盛り上がった(笑)
その会話の中で「スタンドアローンの中で生まれるチームワーク」について話していました。私も久保さんも個人でプレーするタイプだったので、「必要に応じてチームになるとやりやすいね」という価値観が合って「じゃあ、なんか一緒にできたら楽しそうですね」という話になったのは覚えています。その流れで一緒にブレストしながらいろんな事業案を提案して、それが今回の起業に繋がったという感じですね。

関口さんは、久保さんのどういった部分に信頼を置くようになったんですか?

一番はフィーリングです。
yentaのプロフィールを見たときは、温度感が好きでした。個人的に、「こんなスキルあります」とか「こんな経歴があります」みたいなのをバチバチに書いている人は苦手なので(笑)うまく言えませんが「ちょうどよかった」感じですかね。
実際に会ってみても、デザイナーのことをとても理解してくれているな、という印象がありました。
デザイナーって、立場上「下請け」になりやすいし、マウンティングされがちなんですけど、久保さんはブランディングに関わる仕事もやっていた人だから、その辺の理解があるのが伝わりました。
プロダクトデザインに関しては、やはりユーザー目線を徹底しなければならないので、そのことに共感してくれたのはありがたかったですね。
特に私たちが開発しているメガネは、スマートフォンやパソコンのようなデバイスらしさが求められてるわけではなく、悪目立ちせず、ファッションの一部になれることが大切だと考えています。できるだけデザインを自由にしようという私の考えにも賛同してくれたことが嬉しかったですし、価値観が合うと感じましたね。

会話のキャッチボールの中で、価値観が合うことをお互いに感じ取れて、信頼関係が生まれたのですね。
次に、freecle Inc.さんのミッションについて、お伺いできますか?

-Out Of Fictionというミッションと2つの事業-

私たちの掲げるミッションはOut of Fiction。
日本語訳すると「空想を現実に」となります。空想のようなことをITで実現したいんです。その1つがメガネ型デバイス。
これは、普段からイヤホンやヘッドフォンを利用している人たちだけではなく、耳に障害をもってる人や加齢によって聞こえにくくなった人たちが、聞きとりたい音だけ聞くことができる、自分だけのパーソナルスペースをさりげなく作ることができるメガネです。
例えば、仕事に集中したいのに、空調や周りの音が聞こえると、うるさく感じる時ってありますよね。ビジネスパーソンの約半数はオフィスでイヤホンや耳栓を使えない、もしくは使いづらい環境にあり、全体の14%はパーソナルスペースをもちたいというデータがあります。
そこに潜在課題があり、それだけ求めている人がたくさんいるなら、メガネをかけるだけで自分のパーソナルスペースがあったら便利だよねと着想し、メガネ型デバイスの開発に取り組み始めました。

なるほど。確かにニーズありそうですよね。「さりげなく」というのがいいですよね。メガネをかけるだけでさりげなくパーソナルスペースを作れたら、確かに生産性は上がるし、何より「パーソナルスペースを作りたいときに意図的に作れる」というのは画期的ですね。

実は、メガネという形にこだわりはありません。聴覚コントロールさえできればいいので。最近は特にビジネス分野でも音に着目され始めていて、例えば無線ワイヤレスで音を抑制できるイヤホンをフランスのメーカーが開発していました。なので今のところは私たちがベンチマークできるところを画策しながら、より素晴らしいプロダクトを作ることに集中したいと考えています。

それは非常に楽しみですね!
Out of Fictionというミッションにもとづいて、メガネ型デバイス以外にも何か事業を考えていたりするのですか?

いつでも、どこでも、気軽に社会貢献できるサービスを創りたいなと考えています。SNSのように気軽に写真を投稿するだけで寄付金が生まれるような仕組みを... これ、関口くんが話した方がいいね(笑)

(笑)
「mate」というSNS社会貢献アプリを創っています。愛犬・愛猫のお気に入りアイテムを、画像を添えてmate上に『投稿する』、mate経由でアイテムを『購入する』だけで、動物愛護団体の活動支援金を生みだせる画期的なサービスです。
私は昔から、アジアと欧米の動物に対する価値観の違いに疑問をもっていました。例えば、日本だと動物を愛玩動物のように捉えがち。まさに「ペット」なんですよね。
しかし、ドイツやイギリスでは、犬や猫を「家族」と捉えています。だから公共の交通機関でも、スーパーでも、動物が飼い主と一緒にいる姿を見かけますよね。ペットという言葉自体はあるけど概念は日本と違う、家族同等なんですよ。それに欧米にはペットショップやオークションがない。ブリーダーやティアハイムと呼ばれる保護施設から譲り受けるのが主流です。それに比べて、アジアはペットショップへ買いに行くのが当たり前。
加えて、殺処分も大きな社会問題としてあり、これらの酷い現状を、ITや新しいビジネスモデルで変えられないかと思い、始めたのが、SNS社会貢献アプリ「mate」です。

私は関口くんのこの熱い思いに感動したんですよね。
私も自分なりに調査してみたら、悲しい現実を知りました...。日本では、約24,000匹が劣悪な流通過程が原因で死亡し、さらに年間約54,000匹が殺処分されています。数年前と比べると、減少しているようですが、課題は山積みです。
2012年に動物愛護法が改正されて以降、多くの自治体は「殺処分ゼロ」を掲げ、「犬や猫を殺さない!」という方針を示しています。それ以降、自治体からむやみに動物を殺さないように指令を受けた保健所は、引き取り手のいない動物たちを動物愛護団体に横流ししてます。
一方で、引き取り手(飼い主)の数はそれほど増えていません。このような状況下で、動物愛護団体の養育費や人件費などのコストは年々増加し、パンク状態にあります。
私たちは、こうした実態を重く受け止め、インターネットで里親を募集するマッチングサービスや、動物愛護団体の活動を資金面でサポートできるようなサービスが必要だと思いました。
既に、動物のマッチングサービスはあるにはあるんですけど、仔犬や仔猫ばかり。お金になる領域しか、ITが活用されていないというのは悲しい。テクノロジーと最新のビジネスモデルを駆使して、この社会課題を解決したいですね。


そんな現状があったとは。。。
難しいものですね。ITの力で解決しようとする姿勢、素晴らしいと思います。

ありがとうございます。

「mate」は、2018年7月14日から2018年8月12日までの1カ月間、Readyforを利用してクラウドファンディングを実施しています。是非、応援していただけると幸いです。
mateの活動詳細は、こちら。

mateのプロモーション動画はこちら。

-久保氏、関口氏がyentaについて思うこと-

yentaのいいところって、どんなところだとお考えですか?

「ユーザーさんの質」だと思います。
冒頭でも言いましたが、関口さんに会う前はオフラインで200人以上の方とお会いしてもなかなかパートナーが見つからなかった。けれどyentaは一瞬で10人の質の高いユーザーさんとマッチングするチャンスがあるし、トライアンドエラーが早いんですよね。
これってすごいイノベーションだと思うんです。イベントなどのようにわざわざ名刺交換などをする時間も省ける。人との出会いって本当に数より質だと思うんです。
イベントって一部の人と数分しか話せないし、その人がどんな人なのかも全くわからないですよね。その後連絡しようにも少しハードルが高いと思いませんか?なんて連絡しようかなとか、わざわざ「もう一度会いましょう」って言うにもきっかけがないなぁとか。その点yentaでは、初めに相手がどんな人なのかも分かるし、Facebookでも情報が確認できる。そしてランチしましょうと気軽に誘うこともできる。まさにイノベーションです!

「こういう人なら会いたい」という基準のようなものって、持ってたりしますか?

「営業したいです!採用したい!」など、その人のゴールが明確で見えすぎると、ちょっと会うのが億劫になりますね。気軽に出会えるのが、yentaの良いところだと思ってます。

yenta使わなかったら私たち出会わなかったもんね(笑)

確かに全部yentaだね(笑)ここだけじゃなくてもyentaを通じていろんな方と出会って良い経験をさせていただきました。
そういえば、プロフェッショナルプラン(yentaの有料プラン)使ってみたことがあるんです。エンジニアの中でもハードウェア系のエンジニアって普通に探してもなかなか見つからないけど、フィルタリング機能使うと結構簡単に見つかったりするのはすごく便利でした(笑)

yentaで出会った後も、使ってますか?

今でも、新しい出会いや刺激がほしい時は、まずyentaを利用しています。
最近は「yenta meetup」のワインパーティにも参加しました。yentaはオフラインの出会いまで提供できているのが良いですね。

yentaは今でも一緒にいる存在なんですね!

確かにyentaは人材のデータベース的存在ですね。
マッチングして以降、今でもたまにコミュニケーションをとってる人が何人かいます。

またまた嬉しいお言葉!
最後に、yentaを使っている人に一言アドバイスをお願いします!

大事なのは、「友達を増やすくらいの軽い気持ちでやってみる」ことだと考えてます。
たった1回のランチやミーティングだけで、出会う目的を達成しようとする人が意外に多い気がしますね。せめて3~4回。打ち解けあった後に、ビジネスパートナーになれるのか、仕事を紹介してもらえるのかがはっきりしてくるものだと思うので!
まずは仲を深める、長い目で見る感じで。
その方がお互いハッピーですよね。だって、1回で目的を達成できるほうが稀だし、そこに期待すると目的を達成できなかったときショックじゃないですか(笑)
私たちも最初は飲み仲間でしたからね。

関口さんとは、起業の意思決定するまでに何回ぐらい会ったんですか?!

3〜4回くらいですね!

うんうん。
最初から仕事を受注するスタンスじゃ仕事は入ってこないと思いますよ。
頼む側としても信頼関係築いてからじゃないとなかなかね。当然ですが、まずは何より気軽に会って、信頼関係を築かないと、お互い時間とお金がかかるだけなのでね!

なるほど。

その人との出会いで目的を達成できなくても、信頼関係さえきっちりできていれば、きっと自分の目的を達成させてくれるような誰かを紹介してくれるんじゃないかな。
そもそも人と人とのマッチングはそう簡単にはうまくいかないものです。
なので、繰り返しになりますがまずは「友達を増やすぐらいの温度感でやる」、これが一番大事な気がします!

本日は貴重なお時間をいただき、ありがとうございました!
引き続き、yentaのご愛用をよろしくお願いいたします!


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