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最先端のHRコミュニティ「HR Buddy」が生まれた経緯 - yenta事例

by 完全審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta」の公式ブログ
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ビジネスマッチングアプリyentaを通じて起こった「すごい出会いとできごと」をご紹介する本企画。
今回は、yentaでの1対1の出会いから、HRコミュニティ「HR Buddy」を拡大していった佐藤氏に、yentaの活用方法や、HR Buddyというコミュニティに対する想いなどを伺ってきた。

大手日系企業、スタートアップ、外資系企業、経済産業省など、日本の中でもHRに対する最先端の取り組みをされている方々が集まるコミュニティを作ってきた経緯は、組織づくりやコミュニティづくりに興味を持つ多くの方々の参考になることでしょう。

まずは自己紹介をお願いします!

佐藤さん

大学2年の時に、株式会社エス・エム・エス(※当時は創業2年目で約30名の企業。現在は東証一部上場企業)にインターンとして入って、新規事業の担当者として2つほど新規事業を立ち上げようとしましたが、あえなく撃沈。その後大学3年の時に自分の力で事業をやりたいと思い、ビジネスパートナーの方と一緒に起業しました。
 
その起業した会社では、1年半ほど取締役として事業立ち上げを行ったのですが、それもうまくいきませんでした。色々反省を繰り返す中で、自分は戦略や経営の知識・経験が圧倒的に足りないという結論に至り、修行のために外資系コンサルティング会社に戦略コンサルタントとして新卒で入社しました。
 
戦略コンサルタントとしては主に金融機関向けのプロジェクトに関わり、最初の頃はデータアナリティクス領域の仕事に従事しました。また戦略立案や買収後の統合案件にも携わらせてもらうことができ、コンサルタントとしては充実したキャリアを歩ませてもらいました。ですが、27歳で娘が生まれたのをきっかけに、1年間の育児休暇取得し、僕と妻の故郷である秋田で育児に専念するという選択をしました。その育児休暇期間に30代以降のキャリアについて色々考えた結果、「人材育成」に携わりたいという気持ちが強くなり、復職後に異動希望を出して人事部に社内異動しました。

yenta

そこで人事に行くって珍しいですね。

佐藤さん

実は、大学時代の専攻がHRM(Human Resource Management)で、論文もHRMの領域で書きました。今でもその恩師が主催しているHRの研究会に所属しながら勉強を続けています。

また戦略コンサルタントをしながら、休日の時間を使って、大学生や高校生のキャリア教育支援を行う、NPO法人「JUKE」も創業して経営していたので、元々人のキャリアや育成に関わる領域に問題意識や関心があったのだと思います。

yenta

経営とか戦略などの経験は、人事をやっていく上で、役に立っていますか?

佐藤さん

大いに役に立っていると思います。人事のスペシャリストの方々は、長く人事畑で経験を積まれてきた方が多いと思います。僕の妻も金融機関の人事を新卒から10年以上続けているのですが、その知識量や経験はすごいな、と尊敬しています。
 
一方で、僕の持っている「戦略・経営・事業立ち上げ」の経験は、「世の中が常に変化し、それに合わせて人事も変わることを求められている」という今のような状況では、上手くマッチしたスキルだったのだと思います。コンサルタントとして、色々なプロジェクトで「企業の変革」に携わってきた経験が、すごく生かされました。

今の会社でも、異動した時は完全に人事の素人だったのですが、それまでに蓄積してきたアナリティクスやテクノロジーの知識を活用して、"何か新しいことを考えて変革する”ということを続けることで、他の人事のプロフェッショナルの方々とは違う価値を出せたのかな、と思っています。

佐藤さん

最近の人事は先ほど少しお話した通り、まさに変革のフェーズを迎えていると思います。その大きな要因としては、他領域で最先端のテクノロジーやマーケティング手法が「これは人事領域でも活用できるのでは?」と展開されているのが要因だと思っています。

そのため、最近は加速度的に他の職種から人事にキャリアチェンジされている方が多くなってきた印象です。実際に色々な変革を実施されている人事の方は、営業出身や経営企画出身、あるいはマーケティングやコンサル出身の方が多い印象です。

僕の会社でも、現場のコンサルタント部門から人事部に異動する人が増えてきました。人事とは別の経験を持たれている方が、その知識や経験を人事に適用することで、上手く変革させて結果を出し、会社の成長に貢献しているのだと思います。

yentaを使い始めたきっかけ

佐藤さん

最初は、個人的に飲みに行くなど仲良くさせていただいていた、yentaの開発責任者である岡さんからβ版をご紹介いただいて使い始めたのがきっかけですね。
 
元々weaveというY Combinatorに入っていたビジネスマッチングアプリを知っていたんですが、yentaを触ってみたときに、それよりも使いやすいと思いました。また人工知能を使っているからだと思うのですが、自分の興味がある人が出てくるので、最初はとりあえずいつでも話せる方を増やしておくという感覚で、マッチングを蓄積していきました。
 
徐々にメッセージが届くようになって2,3人と会ってみた後、一回休眠したのですが、ある印象的な出会いをきっかけに状況が一変しました。

yentaを通じた劇的な出会い

佐藤さん

休眠期間を経て、3,4人目にyentaで会ったのが、リクルートキャリアの人事の京極さんという方でした。会ってみたら驚くほど話が合って、「こんな人と会えるんだ!」と衝撃を受けました。
 
元々人事はその仕事の性質から保守的な職種だったこともあり、なかなか京極さんのように自らチャレンジして結果を出されているような方には出会えなかったので、「こういう形で出会えるんだ!これはいいな」と思いました。それからは人事の方と出会えるきっかけ作りという目的で、yentaを積極的に活用し始めました。

佐藤さん

実は京極さんと出会う少し前から、今運営している「HR Buddy」というコミュニティの活動を開始していて、京極さんには会った時すぐに第2回のイベントを案内していました。参加していただけるだけではなく、スピーカーとして登壇までしていただきました。本当にyentaは自分が共感する人事の仲間と出会えるツールなんだな、と実感することができました。

yenta

いいスピード感ですねw

佐藤さん

そうですね。yentaでこうやって人事の仲間と出会っていくと、HR Buddyのコミュニティが段々と広がるだけでなく、自分にとっても人事の幅広い仕事についていろいろと勉強させて頂く機会となっているので、今でも継続的にyentaを利用させていただいてます。

経営×人事の領域での出会いもいいきっかけに

佐藤さん

もう一人印象的な出会いだったのが、当時レアジョブの執行役員だった(現Findy CEO)山田さんですね。当時山田さんは経営側として人事を学びたいという理由でyentaを活用されておりました。実際にお会いして、こういう経営側からのニーズもあるんだということを、初めて知りました。
 
ちなみに山田さんは、1回目のHR Buddyにもお誘いしたところ参加してくださり、今も毎回来ていただいております。

佐藤さん

京極さんと山田さんとの出会いによって、yentaを使う軸は明確になりました。
 
1つは、同職種の人事の方に出会って、横のつながりを広めながら人事として勉強させていただくこと。

もう1つは、人事系のことを相談したい経営に携わっている方か、事業責任者の方と会ってディスカッションし、改めて人事がどう求められているのかを理解しながら、経営的な目線で人事を勉強させていただくことです。

この2つの軸で、yentaを継続的に利用しています。

yenta

経営に携わる方から佐藤さんが学んだことは何ですか?

佐藤さん

私の元々の課題感としては、人事としては自分の会社しか知らない、という悩みがありました。人事はどの企業にも存在する機能的な職種です。なので、色々な企業でも人事として価値を出せるぐらいにならないと、人事のプロフェッショナルとは呼べないという想いがありました。

そのため、企業の状況が違う場合でも話したときに、相手に響くかどうかとか、建設的にディスカッションして価値を出せるかなどを試せる貴重な場になるので、yentaでの出会いは人事として成長できる場であり、新しい情報をいただける場でもあると思っています。

yentaの出会いによってHR Buddyが拡大

yenta

他にもHR Buddyにいる方で、yentaで会った方はいますか?

佐藤さん

結構いらっしゃいまして、ミクシィ人事部の柴山さんもyenta経由で知り合いました。元メタップスで現LINEの人事の佐久間さんも、シカゴのHR Tech Conferenceに参加した時に、yentaで出会ったFindyの山田さんからご紹介頂いたので、yentaがなければ出会っていませんでした。

yenta

HR Buddyのコアメンバーのかなりの割合がyentaなんですねw

佐藤さん

そうですね。本当にyentaのおかげです。
HR Buddyを広めていくときに、もちろん紹介していただくケースは多いのですが、それ以外でもyentaが効率よく魅力的な人事の方と出会えるツールになっていると思います。そのため、「最低でも週1回はランチの時間に他社の人事の方と会う」と決めてyentaを活用しながら色々な方とお会いさせていただきました。

yenta

定期的に他社の人事の方と会っていると成長にも繋がるし、コミュニティも広がっていきますね。

佐藤さん

HR Buddyのイベントは2ヶ月に1回のペースで開催しているので、yentaで出会った人事の方で、興味を持ちそうな方がいたら、その度にイベントにご招待して来ました。一回きりの出会いではなく、継続的に会えるコミュニティがあることで、その方との縁も継続的なものになっている気がしています。

yenta

今ってどれくらいの人数が所属しているんですか?

佐藤さん

facebookグループには、既に約80人近くいます。
ただHR Buddyでは拡大を目指すというよりは、名前の通り「絆」の強いコミュニティを作りたいと思っているので、今後もリピート率の高い、密度の濃いコミュニティを目指し続けたいと思ってます。そのため基本的には人事の方限定で、かつ招待制とさせていただいております。

明確なビジョンをもつコミュニティ「HR Buddy」

yenta

HR Buddyにはしっかりとした事務局が数名いらっしゃると思うんですが、皆さんはなぜ事務局を手伝ってくれているんでしょうか?

佐藤さん

理由はHR Buddyが掲げるビジョンに共感していただいているからだと思います。「人事が共に力を合わせて、企業や個人を輝かせる」というのが、HR Buddyのビジョンです。
 
また、元々HR Buddyという団体名も「人事が他社の人事とBuddyになり、お互いに刺激しあって成長していこう」という意味と、「人事の本質として、企業の経営者や社員とBuddyになって支えていこう」という2つの意味をかけ合わせて名付けました。こうした明確なビジョンや想いがあるコミュニティなので、そのビジョンや想いに共感してくれた方々が事務局に入っていただいて、一緒に活動を行っていけるので、密度の高いコミュニティになっているのだと思います。
 
実はこの活動には原体験があります。冒頭で触れましたが、僕が創業者として立ち上げたキャリア教育支援のNPO法人JUKEの時と、コミュニティや組織の作り方は同じ軌跡をたどっていると感じています。
 
NPO法人JUKEは正職員が1人もおらず、主に社会人と学生スタッフが運営事務局として集まって活動していたのですが、そのメンバーが参加する理由も、当時設定したビジョン・ミッションに共感してくれていたからでした。ビジョン・ミッションに共感したメンバーが集まってきて、皆で楽しみながら活動する  - 今のHR Buddyもその時と同じ感覚でコミュニティの立ち上げから運営までを行っております。

yenta

そのビジョン、ミッションは佐藤さんが作ったんですか?

佐藤さん

正確には僕だけでなく、当時のメンバーで合宿を実施し、ホワイトボードに色々な案を出して作りました。ちなみにNPO法人JUKEは2008年に活動を開始したのですが、2017年の現在でも活動は続いていて、今では4代目の代表が率いています。
 
僕は育児休暇を取得して秋田に移住した時にNPO法人JUKEの代表を引退したのですが、こうやって代表が変わっても一つのビジョンのもとに人が集まって活動が継続する組織を作りたいと創業当時から思っていたので、それが実現されていることはありがたいですし、今も活動を率いて運営してくれているメンバーには感謝の気持ちでいっぱいです。
 
しかも当時はNPO法人JUKEの学生スタッフだった子たちが、社会人になって人事になるケースも複数あり、実際にHR Buddyに参加してくれる子もいたりします。そうして人との縁が続いていることも、僕としては嬉しいです。

yenta

それはすごい話ですね!

ビジョンに共感してくれる人を集める方法

yenta

ちなみにNPO法人のときってどのような方法で人集めをしていたんですか?そこまで熱い人たちを集めるのは簡単じゃない気がするんですが。

佐藤さん

そうですね。基本的にはメンバーの紹介でしたね。
あとはイベントを開催した時の参加者の中で、話をして問題意識が同じでビジョンに共感してくれそうな人がいたら声をかけていました。
 
そう考えると、あのときにyentaがあったらもっと早く成長できてた気がします。NPO法人JUKEを立ち上げた時と比べると、HR Buddyの成長スピードの方が断然早いと感じています。

自分の経験値が増えている、というのもありますが、yentaなど便利なテクノロジー・ツールが格段に増えた事も大きな要因だと思います。人との出会いはコミュニティが加速していくことの大事な部分なので、yentaがあってとても助かりました。

yentaの改善要望があったら教えてください!

佐藤さん

要望というか質問になってしまうのですが、日本の地方への展開は考えていたりしないのでしょうか?僕は秋田県出身で、学生時代に秋田の活性化について取り組んでいたことがあって、そこでもやはり人と人の繋がりが大きな成功要因になる気がしています。

yenta

考えていなくはないんですけど、今は敢えて東京にフォーカスしていて、東京エリア以外の方も事前登録のような形で登録して頂いていて、結構増えてきたので、地方への展開も検討はしています。

佐藤さん

なるほど、実は弟が秋田県庁に勤めており、これから地域の活性化や若者や女性の活躍推進を促進する立場になると思うので、もし地方でもyentaが展開された場合には、弟や地元で就職している友人たちに紹介したいと思いました。
 
あとは、時々海外のHR領域のカンファレンスに参加することがあるのですが、そういう時にyentaが海外の主要都市とかに進出していたら、現地のビジネスパーソンにも色々話が聞ける機会が得られて良いと思います。あまり詳しくない国の都市に行った時は、なかなか現地の人とのアポが取りにくいので、yentaで海外の現地の人事の方とお会い出来たら嬉しいな、と思いました。

yenta

海外も早く出たいとは思ってます。乞うご期待ということで。

マッチングしている相手の管理と会うきっかけづくり

佐藤さん

もう一つあるとしたら、マッチング一覧でたくさんいるマッチング相手を管理したいですね。
 
忙しい時とかは、スワイプだけして、マッチングを蓄積して後で落ち着いたら会うという形になるケースがあるのですが、マッチング一覧に蓄積した人を掘り起こすのが難しくて、優先順位のようなものが付けられると、もっと使いやすいし連絡のやりとりも増えるのではないかと思います。
 
さらに言うと、その優先順位の高い人だけにオープンランチを公開できたりすると最高ですね。

yenta

そこまでの細かい管理はできないですが、マッチング一覧にピンをつける機能があって、重要な方、連絡をする必要がある方などにピンを付けて、その方だけを表示するという機能はあるんですけど、それだと不十分ですかね?

佐藤さん

yentaにそのような機能があるんですね!私が使いこなしきれてないだけでした。とりあえずはピン機能で十分な気がするので、使ってみます。

yenta

使ってみて何かあったらまた教えてください。

佐藤さんが描くこれからの人事

佐藤さん

人事はこれからの時代においては、かなり責任の大きな役割になっていくと思っています。ハーバード・ビジネス・レビューでは、これまでの時代はいかにファイナンスを上手く管理するかというCFOの役割が大きかったのに対し、今後は人をどのようにマネジメントするかという、CHROの役割がCFOと同等に大きくなっていく、という記事がありました。
 
今までは資本というと、カネとかモノに比重が大きかったのですが、今はヒトに対する比重が高まっている気がします。
 
だから今後はより、組織や人をいかに活性化させるかが、経営するうえで重要になってくると思います。ですが人事が今までのように保守的だったりルーティンワークだけやっていたりしても企業は強くはなりません。だからこそ人事が責任感をもって考えチャレンジし、企業や社員をサポートしていく必要があると思っています。
 
こういう想いを持った人事の方々が、HR Buddyのようなコミュニティで一緒に刺激し合ったり、情報共有し合ったりして成長していくことで、世の中の企業や組織が活性化していく事に貢献していけたらと思っています。その世界の中では、HR Buddyはハブのような役割を担うコミュニティにしていきたいなと思っています。

インタビューを終えて

今回佐藤さんにHR BuddyというHRコミュニティを作り上げていった過程や、その目的について伺わせて頂きましたが、これからのヒトの時代に、多いに貢献しそうなコミュニティ活動だと思いました。

そのコミュニティを形成するうえで、yentaが大いに貢献できたことを大変嬉しく思うと同時に、もっと多くの方々にご利用いただき、日本中で「ビジネスを加速させる出会い」が生まれる状態を作りたいという想いがより一層強まりました.

yentaのおかげで、日本の人と組織がもっと元気になって日本経済の活性化に繋がるよう、引き続き、yentaを成長させていきたいと思います!これからも応援のほど、よろしくお願い申し上げます。



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