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鍋を食べながら"HRTechの未来"を語る出会い -yenta事例

by 完全審査制AIビジネスマッチングアプリ「yenta」の公式ブログ

ビジネスマッチングアプリyentaを通じて起こった「すごい出会いとできごと」をご紹介する本企画。

今回は、SmartHRを運営している株式会社KUFU代表の宮田さんと、人工知能とビッグデータを活用した事業で知られる株式会社メタップス人事の佐久間さんがyentaで出会われたときのお話を、同じくyentaユーザーである著者が聞きに行ってきました!

宮田 昇始 佐久間 祐司
SmartHRを開発する株式会社KUFUの創業者。
サラリーマン時代、10万人に1人と言われる疾患を発症。完治の見込みは20%と宣告を受けるも、社会保険制度を活用し無事完治。社会保険のありがたみを身を持って感じる。その後、2013年に株式会社KUFUを創業。会社経営のなかで、経営者としては社会保険手続きの煩雑さに課題を感じ、2015年にSmartHRを発案。TechCrunch Tokyo、B Dash Camp、IVSをはじめとした数々のスタートアップイベントで優勝。
1982年生。株式会社メタップス 人事。
ワトソンワイアット(現ウイリス・タワーズワトソン)にて人事・組織コンサルタントを経て、面白法人カヤックにて人事責任者を務める。その後、同志社大学心理学研究科に進学し、人事分野のデータ化・HRビッグデータの調査・研究を行う。「テクノロジーで働くを理解する」を目指し2015年4月にメタップス参画。人事を採用から制度構築まで一気通貫で担当。

メタップスさん=すごい、っていうイメージ


ーマッチングしたときの最初の印象について教えて下さい!

宮田さん

僕はSmartHRという人事向けのサービスをやっておりまして、「人事の人と仲良くなりたい!」
という気持ちがまずありました。さらに、メタップス佐藤社長のお話を聞たことがあって「この人ものすごく頭いいな…」と思って、勝手にメタップスさん=すごい、みたいなイメージがあったんですよね。そこの人事さんだったら、めちゃくちゃおもしろい話が聞けそうだなー
と思ったのを覚えています。

佐久間さん

あの時って、何かのピッチコンテストで優勝された直後でしたよね?

宮田さん

TechCrunchですね。(編注:2015年11月に行われたTechCrunch Tokyoスタートアップバトルにて、エントリー100社以上のなかからSmartHRが頂点に輝いた。詳しくはこちら。)

佐久間さん

そのTechCrunchのニュースで拝見して、SmartHRというサービスを初めて知りました。私自身は業務では労務にはあまり関わってはないのですが、テクノロジーの企業として人事としても、労務周りのテクノロジーの話は聞いておきたい
、と思っていました。

宮田さん

ちなみに、yentaを使って初めてメッセージのやりとりをしたのが佐久間さんでした。僕は結構シャイなので…(笑)、自分からは送らないんですよね。なので、佐久間さんから「興味あります」というメッセージをもらって、「お、これは…!」と思って、すぐ返信しましたよね(笑)

―(笑)

―会う前に相手のことを事前に調べたりしましたか?

佐久間さん

宮田さんのインタビュー記事などは事前に読ませていただきました。ただ、yentaでマッチングした相手でインタビュー記事がある方なんてレアなので(笑)、他の方に会う時はほぼ準備なしのことが多いですよ。

宮田さん

僕はFacebookをチェックして共通の友人がいたので、その方の話もしたいなーとは思ってました。

「うちの会社で勉強会をしてくれませんか?」

―ランチではどのようなお話を?

宮田さん

最初は普通にお互いの自己紹介をしましたね。佐久間さんの自己紹介で、カヤックにお勤めの後に一度大学に入り直して、人事にもつながる分野のことをすごく勉強されていたという話がめちゃくちゃ面白くて“テストステロン”の話とかがすごい面白いなと…

―“テストステロン”…?

佐久間さん

私が大学で研究していたのが「生理心理学」というもので。例えばうそ発見器って、皮膚を流れる電流を測ると嘘をついているか分かるという仕組みなんですね。つまり、身体の情報から心がわかる、ということなんですが、テストステロンという男性ホルモンの一種の量を測るとその日のパフォーマンスが予測できる、という研究があって…そんな話をしていました。

宮田さん

どこかの証券会社で、朝出社したときにテストステロンを測って、「今日は勝てそうだから仕事してよし」「今日は負けそうだから帰っていい」みたいな。

佐久間さん

帰っていいはさすがにやってないと思いますが(笑)、それがある程度予測できちゃうんですね。証券会社のトレーディング部門を対象とした研究の話なので、日々トレーディングの成績が出るわけです。テストステロンが高い日は黒字が出るし、低いと赤字を出しやすいというのが、研究したらわかっちゃったんです。

宮田さん

あとは、ネームカードにマイクをつけて、発話の量とかテンポを測ると、その人が退職を考えてるかも…みたいなことがわかるという。

―ええー!怖!(笑)

宮田さん

本当ですか? 僕は怖いどころかその話を聞いてめちゃくちゃわくわくしたんですよ。そんな話がめっちゃ面白くて、その場で「うちの会社で今度勉強会をしてくれませんか?」ってお願いをしました。

このように、お二人は最初のランチですぐ勉強会を開催することを決定。ちなみにこのとき、メタップスさんのオフィス近くでランチをされていて、食後に佐久間さんはメタップスさんのオフィス見学まで案内してくれたんだそうです。

全社員参加の勉強会は「めっちゃガチ」で「めっちゃ好評」

―勉強会は実際いつぐらいにやったのですか?

宮田さん

勉強会は2週間後ぐらいにKUFUのオフィスでやりました。結構すぐでしたね(笑)勉強会をやった理由は、うちのビジネスに分野が近いというだけじゃなく、技術的に面白い話だと思ったから。特にエンジニアのメンバーがそういう話を聞くのがすごい好きなので、みんな興味持ってくれるだろうという確信があって。実際盛り上がりましたね。

佐久間さん

全社員出てくださいましたもんね。

宮田さん

社内で勉強会などをエンジニアは定期的にやったりするんですけど、目の前で使う技術だけじゃなくて、仕事に直接は関係ないような技術の勉強会もしているので、その特別講師のような形で来ていただきました。

―勉強会では、佐久間さんがお話をされる形で?

佐久間さん

そうですね。私が資料を作ってプレゼンをするというスタイルでした。

宮田さん

いま資料ありますよ!見ますか?

佐久間さん

生理データと仕事のパフォーマンスの関係というニッチ過ぎるテーマで、人事の話と呼べるのかという勢いのマニアックさでした(笑)

―大学の講義みたいですね…!

宮田さん

いま見てもめっちゃガチですよね。

佐久間さん

例えば朝起きた時の心拍数とか、会議のときに緊張でどれだけ汗かいてるかとか、そういう情報が個人の成長であったりとか、組織の配置とかに活かしていける可能性がある。でも現実には、プライバシーの問題でそのデータはなかなかとれないんですね。研究のためにデータを取る場合でも、プライバシーにはとても配慮しなければならないんですね。まして企業でとなると一層難しい。でも、HRTechと組み合わせてプライバシーデータを提供してもらう仕組みはあり得るのかもとディスカッションになりました。

宮田さん

こういう話は、やるやらないは別としてビジネスの発想としてとてもおもしろいと思いました。

佐久間さん

最近はヘルスケアが経営のテーマとして大きくなってきてますよね。

宮田さん

一方で驚いた話があって、僕はこの話「おもしろい」だけだったんですけど、勉強会後に色んなところでこの話をするんですが、意外と皆さん「怖い」というリアクションが多いんですよね。

佐久間さん

私はずっとそれに晒されてたので、仲間を見つけた、という感覚がありました。

宮田さん

僕はこの勉強会のあと、いろんな方と「HR分野の将来はどうなるか?」みたいな話をするときに、こういう生体データ×パフォーマンスの話を必ずと言っていいほど出すようになりました勉強会でのインプットがあるのでより具体的な話をしやすかったりとか、こういう分野のニュースにも敏感になりました。

―実際に勉強会を行ったときの、社員さんはどんな感じでしたか?

宮田さん

めっちゃ好評でした。うちのメンバーはエンジニア以外のメンバーもエンジニア気質があって、新しい技術の話がすごい好きなんですよね。うちのオフィス、入口にボルダリング用の壁があるんですけど、これ勉強会後にDIYでつくったんですよね。テストステロンって筋トレしたら出るらしくて、「壁作ったらテストステロン出し放題だぜ」って(笑)

―(笑)

宮田さん

あと、最近IVSで優勝したときにAmazonさんから「本当にかなうウィッシュリスト」っていうAmazonさんが何でも買ってくれる権利を副賞でもらって、いろいろ買ったんですが、一緒にダンベルも買いました(笑)勝負事の前にはテストステロンを出すのがが社内で流行ってます。

宮田さん

勉強会の写真を探してたんですが、鍋をいっしょにつついてる写真が出てきました(笑)

―勉強会の後に、鍋をしたんですか?

佐久間さん

勉強会が、結局終わらなかったんですよね。そのまま喋りながらです(笑)私も20分とか言いながら、ずっとしゃべり続けてましたね。

宮田さん

その日、なんかめっちゃ盛り上がって、終電過ぎても飲んでましたよねここで(笑)

佐久間さん

結局タクシーで帰りました(笑)

ガチ勉強会の後に仲良く鍋をつつくという…KUFUさんのアットホームな雰囲気が伝わってきます。
ちなみにKUFUさんには「まかないランチ」という週1でオフィスでランチを食べる制度があり、オフィス内の調理設備がすごく充実していました。ランチは料理好きのエンジニアさんが毎回お一人でつくってるんだそうです(!)こちらの写真は、過去まかないランチで出たローストビーフ丼と、ランチ担当のエンジニアさんがネギを背負って出社されたときのご様子です(笑)

yentaで会うのは「話す内容がイメージできる人」


―yentaで他の方でお会いした人はいますか?

宮田さん

僕は既存の人と関係を温めることが増えました。この人と一緒に働きたいなという友人・知人とマッチングしたときに、ランチ行こうぜ、みたいな。連絡をとる良いキッカケになってますね。ちなみに、うちの会社の営業マンはyentaをよく使っているみたいで、 yenta で出会ってランチした方と仲良くなり、後日受注につながったと言っていました。

―それは素晴らしい!

佐久間さん

人事の側からすると気軽に会えますよね。なんか、KUFUさんにわざわざ問い合わせ入れてお話し聞くとなるとハードルが高くて、ちゃんと導入検討してるんですっていう空気を出さないといけないですけど(笑)、ちょっと気になるぐらいだとyentaは会いやすいですよね。

―佐久間さんは、他にどんな方と会われましたか?

佐久間さん

私は「話す内容がイメージできる人」と会っている気がしますね。例えばグルメ系のウェブサービスをやっている企業の人事の方と以前お会いしたんですが、そのサービスってなんで伸びてるんだろう、新卒採用もやってるけどそんなにリソースもなさそうだしどうやって回しているんだろう、とか気になっていて。普段すごく意識しているわけじゃないですが、yentaで出てきたら「あ、そういえば気になる」となって、誘ってみましたね。


佐久間さん

そうですね。あとは、これから宇宙関連のビジネスを立ち上げるという人と以前お会いしたことがあって。彼はスタートアップでの人事について知りたいことがあり、私は単純に宇宙ビジネスに興味があったんで教えてもらって。2,3ヶ月後に実際に立ち上がった時に、出資をしてほしいという話があって、うちの社長につなぐ、みたいなことがありました。

―それもすごいですね。佐久間さんは、知的好奇心をくすぐられる人が好きそうですね。

佐久間さん

そうですね。昨日は、遺伝子検査サービスを立ち上げました、という人とマッチングしました(笑)

最近使ってる印象だと、いろんなキャリアの人がいるんだな、というのを感じます。ユーザー層として、個人でビジネスをされている人が多いじゃないですか。自分が知ってる以上に、独立して一人で仕事をしている人がいっぱいいる、というのはキャリアの勉強になるなと思います。

マッチングしたら「今度イベントで話しかけよう」

―宮田さんはどのように使っていますか?

宮田さん

最近はたまに触って、マッチングしてもあんまりメッセージは送らないです。なんでかというと、例えば会ってみたい社長とかがいた場合、マッチングしたら「お、今度この人イベントで会うから話しかけよう」って感じで使ってるんですね。

―なるほど…!

宮田さん

やっぱ、メッセージを送って日程調整をするのが結構めんどくさいんですよね…。でも、経営者の人だったらだいたいどっかで会えるんですよ。その時に心のハードルが下がる、的な感じです。yentaが出たばっかりだったときに、kaizenの須藤さんとかフリークアウトの佐藤さんとかとマッチングしていて。ただまだお会いする機会がなくて、実際に話しかけたことは無いんですが(笑)こういう有名経営者の方とマッチングできるのはテンションがあがりますね。

yentaユーザーには、有名経営者の方も結構いらっしゃるんですよね。普段なかなか会えないような方といきなりお話できるというのは、とてもわくわくします!

yentaをきっかけにフリーランスになってしまったという人の話。何人もお会いする中で、「あれ、自分のスキルって意外とニーズあるじゃん!」と気づいて、フリーランスになったんだとか。これって、アプリが誰かの人生を変えちゃってるってことですよね。改めて、すごい時代です…。

“yentaくんがおせっかいする”機能があればすごくいい!

―yentaに欲しい機能ってありますか?

宮田さん

めっちゃあります(笑)

単純に、メッセージのやりとりとアポの調整と場所を決めるのがすごくめんどくさいんですよね。なので、勝手に「赤坂と渋谷だから、間とって六本木で会いましょう」というのまで決めてくれれば…

佐久間さん

それあるなー。

宮田さん

それで、「新宿の◯月◯日の◯時からランチどうですか」って勝手にアポ入れて欲しくて。それでお互いにOKしたら成立、みたいな。

佐久間さん

真ん中のレコメンドはいいですね。

宮田さん

僕はチキン野郎なので、来いとは言えないんですよ(笑)

佐久間さん

すいません(笑)

宮田さん

いやいやそんなことないです(笑)

―うまく調整している人は、モーニングで会ってるらしいです。朝集合して、終わったら解散してそれぞれ会社に向かうという…

佐久間さん

それいいですね。「モーニングも歓迎」みたいなタグ
があったらいいかも。

宮田さん

その辺りの機能があれば、マッチングしたっきりの人たちと会ってみたいですね。アプリがめっちゃ複雑になる気がしますけど(笑)

最近、採用面接とかで日中の予定がほとんど埋まってしまっていることが多くて、候補日を複数仮押さえしておくのが難しいんですよね。

―GoogleカレンダーやOfficeと連携した機能は入れる予定があるそうなので、そうすれば予定の調整はだいぶ楽になるはずですね!

宮田さん

それ素敵です。

佐久間さん

もうなんだったら、botが「この日この場所でどうですか」
って勝手にメッセージを送るのも良いかも。

宮田さん

有料プランで人力で介入してくれる
とか、いいんじゃないですか?採用にもつながる可能性があるので、経費で払ってくれる会社もあるかも。

佐久間さん

たしかにあるかも。営業費用だと思えば

―「相手の最寄り駅まで行っても大丈夫?」とか裏で聞いてくれて、「日程決まったよ!」ってお知らせしてくれるみたいな?

宮田さん

それ、いいですね。お願いします。
たぶん1万円だったら課金しますね。2万円だったら悩んだ結果使わない気がします(笑)

―めっちゃリアル…!(笑)

インタビューを終えて…

最前線で活躍されているお二人の話は、とてもとても刺激的でした。今回の取材でお二人に共通して感じたのは、「人との出会いを、どのように自分(自社)に還元するか」という視点が明確である点です。最初のきっかけは「ちょっと興味ある」という印象だとしても、うまく接点を見つけて有機的な関係をつくっていく過程は、非常に勉強になりました!

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